子育てをする上で、しつけとは大切なことですが、多くの親がしつけでイライラすることがあるのではないでしょうか?
どんなに可愛くても大切に想っていても…時には子供を傷つけてしまいます。
子供が全く言う事を聞いてくれないことにイライラ。
育児・家事・仕事で余裕がないとき、何気なく言われた子供の一言にイライラ。
自分の子供のしつけ方が正しいのか、間違っているのか不安になる親も多いのではないでしょうか。
わたしもまた、そんな親の一人です。
子供が誤った道に進まないようにと、親は正しいしつけをしたいと考えます。
しかし、正しいしつけとは、どんなことだろうか?
小さい子供のしつけが、過度になっているのではないだろうか…。
親はたくさんのことを考えているのに、子供には伝わらないことが多いです。
今、わたしと同じように悩んでいるあなたへ。
6歳児のしつけでイライラしない為に、大事な子供を傷つけない為には何が大切なのかをこの記事でご紹介します。
少しでもあたなの参考になれば幸いです。
しつけでイライラするのはなぜ?
子供のしつけをする時に、親はなぜイライラするのかを考えたことはありますでしょうか?
また、あなたが子供をしつける際、何にイライラしていますでしょうか。
しつけの際に、イライラする原因はたくさんありますが、主にこのようなことではないでしょうか。
- 子供が言う事を聞かない
- 自分の思いどおりにいかない
- 家族が子育ての協力をしてくれない
- 自分の体調が悪い、余裕がない
- 子供の何気ない一言
子供をしつけている際に、このようなことが起きるとイライラして、疲れてしまいます。
そして、人は疲れてしまうと、周りが見えなくなりますよね。
わたしも、仕事や育児で余裕がないときに、子供が何気なく言った一言にイライラすることがあります。
いつもなら、笑いながら返事ができるような内容でも、イライラや疲れから追い込まれるのです。
わたしたち親は、自分に余裕がない中、子供のしつけをすると…間違いなくイライラしてしまうのです。
そして、子供が間違えた事をしたときに、伝えるのではなく、注意や叱るのでもなく…怒ってしまうのです。
人はイライラが爆発すると怒ってしまいます。
怒ることでエネルギーを使い、疲れてしまいますよね。
もちろんそれだけではありません。
後悔や罪悪の念に襲われ、心も疲れてしまうでしょう。
そんな状態では、とても子供をしつけられるとは思いませんよね。
では、しつけの際、イライラしない為にはどうすれば良いのでしょうか?
イライラの原因を減らしていこう
あなたが子供に怒ってしまうときは、どのようなときでしょうか?
やはり自分がイライラしているときに多いのではないでしょうか。
イライラしないでしつけをする為には、自分自身に余裕がないと、難しいのだとわたしは思います。
親は色々なことを考えています。
育児・家事・仕事など本当に大変ですよね。
睡眠時間も少なく、体調も崩してしまいますよね。
疲れているときに、子供が言う事を聞かない。
こんな状態で頑張ってご飯を作ったのに、美味しくない・食べたくないなどの子供の何気ない一言。
仕事から帰ってきた旦那は、寝かしつけてもくれない。
家族は自分がしていることを当たり前だと思い、頑張っていることを気にもしてくれない。
このようなことがあると、本当に疲れてしまいますよね。
イライラも止まらないと思います。
だからこそ…難しいことですが、イライラの原因をひとつずつ減らしていくことが大切なのです。
でも、全部は難しいですよね…先ずは、この2つから減らしていきましょう。
家族の協力
育児・家事・仕事において、今の時代、男女関係ないです。
ママでもパパでもどちらが行っても良いですよね?
役割を決めるのも良し、気が付いた方がやるでも良いと思います。
大切なのは、どちらも子供を自分が育てるのだと考えているかです。
他人まかせにせず、自分がやらなきゃと思うことが大切です。
パートナーや家族に任せることが大切ですよね。
家族が協力的ではないのなら、やはり話し合うべきです。
一人で抱え込むことがイライラやストレスの原因になるからです。
先ずは、家族と協力して、自分に余裕が持てるようにするこが大切なのです。
6歳児の特徴を知ろう
6歳児は善悪の分別がしっかり出来ています。
やりすぎなどのボーダーラインは、まだまだ備わっておりませんが、親に自分の気持ちを伝えることも、親の言っていることも理解しています。
ダメだとわかっていても、ダメなことをするのには何か理由があるはずです。
その理由を聞いてあげることが大切です。
自分の子供が、なぜ、そのようなことをしたのか?
6歳児はこのように考えているのだとわかっていれば、イライラも少しだけ軽減するのではないでしょうか?
6歳児の特徴に合わせた、6歳児の接し方が少しでもわかっていれば少しだけでも楽になると思います。
我が子の特徴をしっかりと把握することも、イライラやストレスを軽減させるのに大切なのではないでしょうか。
しつけで子供を傷つけない為には?
子供をしつける際、絶対に気を付けなくてはいけないことがあります。
あなたは、それが何かわかりますか?
そんなの、
「子供が間違えたことをしたなら、注意や叱るべきだろう」
「いやいや、子供にもペナルティを与えるべきだ」
それぞれの親により、思考も家庭環境も違います。
一昔前までは、怒られることや叩かれることが当たり前のようにありました。
もちろん今は、違いますよね。
時代の流れと共に、しつけに対する考え方、方法も変わりました。
今の時代において、しつけの際に大切なことは、子供の気持ちに寄り添うことだと、わたしは思います。
気持ちに寄り添う事とは、子供のことを否定するのではなく、叱ることでもありません。
叱るのでなく ”伝える” ことを心がけることが大切なのではないでしょうか。
どうして欲しいのかを具体的に伝え、子供の言う事にも耳を傾けることが大切なのです。
親と子供の考え方
わたしたち親が、イライラしないために大切なことがあります。
それは、親と子供では考え方が違うということを、知っていることです。
例えば、子供が飲み物の入ったコップを不安定なところに置き、こぼしてしまう事がありますよね?
このとき、親はそんなところに置くからこぼすのだと子供を責めてしまいます。
親は、コップを不安定なところに置けば、こぼれることを当たり前のように知っています。
では、子供はどうでしょうか?
きっと子供は知らないことだらけですよね。
子供が知らない・わからないのは当たり前のことです。
何もわからない子供が、解るようになるために親が教えるのであって、それがしつけというものです。
物事を理解している親と、まだまだこれから理解していく子供では、考え方や感じている事は違います。
親は、子供が失敗したとき、なぜ失敗してしまったのかを伝えることが大切なのです。
そして、普段からそのように接していれば、それが当たり前のようになるものです。
わたしたち親が、ちょっとしたことでイライラしないように、怒らないように努力をしなくてはいけません。
それを続けていくことで、イライラする事や怒りなども抑えられるようになるのではないでしょうか。
ダメな叱りかたとは?
子供のしつけで大切なことは、 ” 伝える “ ことだと紹介しました。
叱るのではなく、伝えることで理解させるのが最も大切だからです。
とは言っても…全く叱らないというのは難しい事ですし、叱らないのも問題だと思います。
子供の発言、行動そのものに、度が過ぎていると感じたのであれば、時には叱ることも必要です。
ただし、叱り方にも気を付けなくてはいけません。
大きな声を出し、威圧的な態度で接するのは、子供に理解させるという面ではよくありません。
子供は、ダメな理由が解らないまま…ダメな事なのだと覚えてしまいます。
良く理由が解らないけど、
「親が、ダメなことだと叱るから気を付けよう」
子供は、失敗した本当の理由が解らないままになってしまいます。
理由が解らないままだと、きっとまた同じことを繰り返してしまいますよね?
不安定なところにコップを置いたから、こぼれてしまった。
これを理解していると、子供はコップを不安定なところに置かなくなります。
もちろん、不安定なところを教えてあげないと、どこが不安定なところなのか解りませんが。
そんなところというのが、どんなところか理解するように、伝える叱り方をしなくてはいけません。
子供は、大きな声や威圧的な態度をとられると、恐怖心に襲われるからです。
子供が理由を知らないまま、また同じような失敗を繰り返さない為にも、叱り方には十分気を付けなくてはいけないのです。
上手な叱り方とは?
6歳児のしつけでは、時には叱ることもあると思いますが、あなたはどのように叱っていますか?
親の正論だけで一方的になっていませんか?
6歳児と親では、ほぼ親の言っている事が正しいでしょう。
正しいと言っても、子供にも言いたいことや考えがあります。
それを全く聞かないで、一方的に叱り続けるのは良くないです。
子供の話を聞きながら、間違えている事は正してあげることが大切ですよね。
6歳になれば、自分の考えや相手がどのように考えているのかを、自分なりに考えるようになります。
この気持ちを無視して叱っても、子供には響かないのです。
子供の話を聞きつつ、あなたの気持ちを伝えることが大切なのではないでしょうか。
それは、子供の年齢に応じて適切な叱り方をすることが、とても重要になります。
6歳児は善悪の区別がしっかりとついています。
悪いことをしたときにも、何か必ず理由があるものです。
その理由を聞くことが大切なのです。
「なんでこんなことをしちゃったの?」
「そうなんだね。でも、こうしたらこうなるよね」
「じゃあ、こうしたら良かったね」
このように子供の話を聞きながら、子供に答えを導いてあげること。
子供に、何がいけなかったのかをしっかり理解させることが大切なのです。
また、6歳児は善悪の区別はついているけれど、境界線はまだまだわからない時期です。
どこまでやっていいのか…ここまでやっても大丈夫なのか?
そのようなボーダーラインを教えていくことも大切なのではないでしょうか。
まとめ
今回、6歳児のしつけでイライラ?子供を傷つけない為には○○が大切‼について紹介をさせていただきました。
大切なことは、子供の気持ちに寄り添い伝えることです。
子供の話を聞き、そして子供に伝えることが大切なのです。
そして、わたしたち親は子供と向き合う為に多少の余裕が必要です。
イライラすることを減らしていくことが大切になります。
6歳児のしつけで、イライラしてしまうことに悩んでいるあなた、最後までこの記事を読んでくれたあなたへ。
あなたのこれからの子育てに、わたしの書いたこの記事が参考になれば幸いです。
そして、あなたにとって子育てが、Happyになりますように。
心から願っております。