はじめに
仕事・家事・育児の両立に追われているパパさん、無理をしていませんか?
どんな仕事でもストレスは溜まりますよね。
そして、現代の父親は家事と育児もこなさなくてはいけません。
愛する我が子と愛する妻の為に、頑張っているパパも多いのではないでしょうか。
今の日本社会では、父親の育児参加に対する期待が高まっています。
しかし、まだまだ、わたしたち父親が育児参加する為の環境が整っていないのも事実です。
仕事の長時間労働や、父親の育児参加への理解不足など、まだまだ父親が育児をするには大変だと思います。
それでも、わたしたち父親は頑張らなくてはいけません。
時代の流れと共に、ようやく夫婦で子育てをすることが、当たり前の考えになってきたのですから。
もちろん、シングルでの子育てもありますので、どちらが良いなんてことはありません。
でも、夫婦で子育てが出来るのであれば、やはり父親の育児参加は大切なことです。
今後、世の中のパパが育児参加する事が当たり前の考えになれば、ママの育児ストレスや負担が軽減するのですから。
そんな父親の育児参加が当たりまえ化になりそうな今だからこそ、色々な面で大変な思いをしているパパが多いと思います。
今回は、そんなパパさんの育児疲れについてと、父親の育児疲れの解消法などをご紹介いたします。
たくさんのパパさん・ママさんにとって少しでも参考になれば幸いです。
父親の育児疲れの実態
わたしは現在、6歳の息子と妻、そして妻の両親と一緒に暮らしています。
わたし自身、子育てに関わるようになり、育児の大変さを身をもって知るようになりました。
もちろん平日は仕事に行き、家に帰ってから、家事や育児に参加しています。
家事・育児と言ってもわたしがしていることは、妻に比べれば本当に些細なことです。
お風呂や洗面台の掃除、子供の遊び相手や寝かしつけなどですが…それでも大変だと感じてしまう事があります。
きっと、この記事を読んでくれているママ達からすると、
「それっぽっちのことで?」
「ママたちはもっと大変なんだよ!」
このように思われるかもしれませんね。
まだまだ日本社会では、育児は主に母親の役割と見なされがちです。
パパと同じように仕事・家事・育児をするママ達もたくさん居ます。
そんなママ達は、きっとわたしよりもっと大変だと思いますし、疲れていると思います。
ただし、パパだって頑張っていますよね?
やれることは少ないかもしれないけど…多少のストレスや疲れも出てくると思います。
しかし、母親に比べれば…。
その様に思われ、父親の育児疲れは軽視される傾向にあります。
この記事を読んでくれているパパ、あなたの家庭では、あなたの疲れやストレスを理解してくれていますか?
また、逆の立場のママ、あなたはパパの疲れやストレスを考えたことがありますでしょうか?
夫婦で子育てするには、お互いを尊重しあうことが大切になります。
一生懸命に取り組んでいる相手のことを気遣ってあげることが大事ですよね。
では、一般的に父親はどのようなことに、疲れてしまうのでしょうか?
パパが大変だと感じているのは、主にこちらの3つだと思います。
仕事と家庭の両立の難しさ
多くの父親は、朝から夜遅くまで仕事に従事しています。
帰宅後も、家事・育児ををしたり、それを求められるため、自由な時間が取れません。
こんなとき、パパたちはひとりになりたいと願うようになり、メンタルヘルスを保つのが難しくなるのです。
また、職場の上司や同僚から育児の大変さが理解されないケースも多く、孤独に苦しんでいるパパも多いでしょう。
欧米と比べ、日本の父親は家事・育児により長い時間を費やしているデータもあり、支援の重要性が指摘されています。
父親の育児参加に対する環境が、まだまだ整っていなことがパパを苦しめているのです。
パートナーとの価値観の違い
夫婦間で育児観や家事分担への考え方にギャップがあると、対立が生じがちです。
ママは「夫が手伝ってくれない」と不満を募らせ、パパは「もっと頑張れ」と責められると、自身の努力が認められていないと感じてしまいます。
パパのする育児や家事が、たとえ些細なことであっても、お互いの立場を理解し、尊重する事が大切ですよね。
また、相手のことを尊重しながら、具体的な要望を伝え合うことで、良好な関係を築くことができます。
夫婦で子育てするのには、価値観の違いを受け止め、対話を重ねることが大切になります。
夫婦になる前は、お互いが違う環境に居たのですから、当然、価値観や考え方が違うというのは…ごく普通のことです。
価値観や考え方の違いに対立するのではなく、価値観や考え方の違いに寄り添う事が大切なことなのです。
健康面での影響
育児疲れから、パパたちもパタニティブルー(不安定な心理状態)に陥ることがあります。
寝つきが悪くなったり、食欲が低下したりするなどの症状が現れるのです。
また、ストレスが蓄積すると、うつ病を発症するリスクも高まります。
パパが仕事を出来なくなると、それこそ生活が大変になりますよね。
仕事・家事・育児をすることで体調を崩しているのであれば、どこかを削ってあげなくてはいけません。
妻や家族が早期に気づき、周囲が支援することがパパの体調回復のカギとなるからです。
このような場合、専門家に相談したり、育児の知識を深めたりすることも有効な対処法です。
パパが追い込まれすぎず、育児参加できる環境を考えることも大切ですよね。
パパの疲れを和らげる工夫
仕事に家事や育児とパパたちはさまざまな工夫を重ね、パパなりに家族との時間も大切にしながら、乗り越えようとしています。
そんな、パパ達の疲れやストレスをどのようにして、和らげてあげればよいのでしょうか?
パパが、今よりもっと、育児参加できるようにするにはどうすれば良いと思いますか?
育児に疲れていると感じているパパ自身も、考えてみてください。
今の世の中、育児や家事を効率的にする方法はたくさんあります。
ここで、パパの疲れを和らげる方法を3つ紹介しますね。
家事の負担軽減策
家事代行サービスやキッズシッター、宅配サービスなどを利用することで、パパ・ママの家事負担を軽減できます。
家電を上手く活用したり、役割分担を見直したりすることも重要です。
また、仕事ではリモートワークやフレックス制度の導入により、柔軟な働き方を実現できます。
もちろん、パパの育児参加に積極的な考えの職場でないと、気が引けるところもありますが…。
自分の又はパートナーの両親に協力をしてもらうのも、ひとつの方法です。
夫婦だけで考えず、家族で子育てについて考え、協力する事が大切なことではないでしょうか。
子育ての楽しさを見つける
趣味を子育てに取り入れたり、子どもとの1対1の時間を設けたりすることで、子育ての楽しさを実感できます。
わたしは、熱帯魚の飼育を、子供と妻と一緒にするようにしています。
子供と一緒に水槽の掃除をしたり、餌やりなども子供や妻にしてもらうことで、わたしの趣味を家族全員で楽しめているのです。
それ以外にも、観葉植物の水やりや、オオクワガタの飼育なども家族全員で取り組んでいます。
夫婦で育児について話し合う時間を作ることも、お互いの理解を深め、協力体制を築く上で効果的です。
幼稚園であったこと、幼稚園の友達やそのパパやママのことなど、色々と夫婦で話をするようにしています。
そうすることで、パートナーが子供について、子育てについてどのように考えているのか理解しやすくなるのです。
また、子どもとのコミュニケーションを大切にし、反抗的な態度にも寄り添うことが重要です。
子育ては一時的な大変さであり、いずれは収まるはずです。
子供が成長する事によって、大変になる理由が変わりますよね?
子供にとって、一緒に居ることが大切な時期には、たくさん一緒に居てあげて。
大きくなり金銭面で大変になったのであれば、仕事に頑張る。
子育ては、その時々で何が大切なのかをしっかり考えることが大切なのです。
自分のリフレッシュ
育児に疲れたら、趣味の時間を設けるなど、自分自身のリフレッシュを忘れずにしましょう。
これはパパでもママでも同じことです。
そして、大切なことはパートナーへの思いやりです。
ママやパパが自分で気が付いていないのであれば、パートナーがその時間を作ってあげることが大切です。
わたしは仕事が休みの時、よく子供と二人で公園に出かけたり、散歩に出かけたりして、妻が一人になれる時間を作るようにしています。
その時間は、自分のことでも家のことでも有意義に使ってもらいたいからです。
自分自身で、自分の時間を作れたら一番良いですが、なかなか難しいですよね?
だからこそパートナーのことを気にしてあげることが大事なのです。
リフレッシュ方法では、ストレッチやリラクゼーションを実践し、メンタルヘルスにも気をつけることが大切です。
また、資格取得や新しいスキルを身につけることで、自己実現の機会を得られますし、仕事以外の目標を立てることで、前向きな気持ちを持続できるでしょう。
まとめ
今回、子育てに疲れたパパ必見!父親の育児疲れを解消する7つの秘訣についてご紹介いたしました。
父親の育児疲れは、決して軽んじられるべきではありません。
現代社会、仕事では長時間労働や社会的な理解不足など、様々な要因が存在します。
その様な中で、育児参加するパパが増えてきているのは良い事でもあり、少し心配なところもありますよね。
仕事と家事と育児をすることで体調を崩してしまっては、全く意味がありませんから。
あなたが、あなたのパートナーが健康であることが一番大切ですよね?
そのうえで、夫婦の子育てが成り立つのですから。
その為にも、家族との対話と工夫を重ね、自分自身のメンタルヘルスにも気をつけることが大切であり、育児参加できるのです。
また、父親一人ひとりが、育児の喜びを実感しながら、前を向いて頑張っていけるよう、社会全体でサポートする環境づくりが求められています。
あなたの職場がそのような環境になるよう、わたしが…あなた自身が発信していくことも大切なのかもしれませんね。
この記事を最後まで読んでくれた、パパさんとママさんへ。
あなたの子育てに、少しでも参考になっていれば幸いです。
また、あなたとあなたのパートナーが、寄り添いながら夫婦で子育て出来ることを祈っております。
よくある質問
父親の育児疲れの現状はどのようなものですか?
父親は仕事と家事・育児の両立に追われ、ストレスを抱えがちです。
日本社会では父親の育児参加に対する期待が高まっていますが、長時間労働や周囲の理解不足など、課題に直面しています。
父親の育児疲れは軽視される傾向にあり、メンタルヘルスを保つのが難しくなっています。
父親の育児疲れに影響する要因にはどのようなものがありますか?
父親は朝から夜遅くまで仕事に従事し、帰宅後も家事や育児を求められるため、自由な時間が取れません。
さらに、上司や同僚から育児の大変さが理解されないケースも多く、孤独に苦しんでいます。
また、夫婦間で育児観や家事分担への考え方にギャップがあると、対立が生じがちです。
父親の育児疲れに対する対処法にはどのようなものがありますか?
家事代行サービスやキッズシッター、リモートワークなどの活用により、父親の家事負担を軽減できます。
また、趣味を取り入れたり、子どもとの1対1の時間を設けたりすることで、子育ての楽しさを実感できます。
さらに、ストレッチやリラクゼーションを実践し、自己実現の機会を得ることで、前向きな気持ちを持続できます。
父親の育児疲れを社会全体でサポートするためには何が必要ですか?
父親の育児疲れは軽視されるべきではなく、長時間労働や社会的な理解不足など、様々な要因に対応する必要があります。
しかし、家族との対話と工夫を重ね、自分自身のメンタルヘルスにも気をつけることで、乗り越えることができます。
父親一人ひとりが、育児の喜びを実感しながら前を向いて頑張れるよう、社会全体でサポートする環境づくりが求められています。