育児しない夫に悩んでいるママさん。
パパに育児をさせるにはどうしたら良いのだろう?
そう悩んでいるママは、多いのではないでしょうか。
また、育児をしたいけど、何をして良いかわからない…そんなパパさんもたくさん居ると思います。
世界で一人だけの子供。
兄弟・姉妹・双子と似ているところはあっても、全てが一緒だという子供はおりません。
一人一人に個性があり、育て方も違うでしょう。
マニュアルの無い子育てにおいて、わたしたち親は本当に大変です。
わたしたち親だって、子育ては初めての経験ですから。
それは、わからないことだらけですよね。
ママだから、育児の事を何でも知っているわけではありません。
悩みや不安が一杯ですよね。
そんな時、パパが育児に無関心ではきっとわたしが想像する以上に…ママは腹が立つのでないでしょうか。
そんなママさんと、思い当たる節があるパパさんへ。
この記事では、育児しないパパの理由や、パパに育児をさせるには何が大切なのかを紹介します。
少しでもあなたの参考になれば幸いです。
育児をしないパパは古い?
そもそも育児をしないパパが多いのは、なぜだと思いますか?
わたしが思うに…やはり、育児についての考え方が時代によって違うからだと思います。
一昔前まで、子育ては主に母親がするというのが一般的な考えでした。
夫は家族の為に働き、妻は家族の為に家事をする…そんなことが当たり前のような光景でした。
しかし、時代の流れと共に育児についての考え方、方法などが大きく変わりました。
夫婦のどちらが働いでも、どちらが子育てするも、自由な時代になったからです。
育児を積極的に協力する夫には ” イクメン ” などという言葉も生まれましたよね。
最近では、この言葉さえも古いと考えられるようになりました。
それはなぜでしょうか?
夫が育児をするのは当たり前と考える、男性が増えてきたからなのです。
イクメンという言葉が、良い意味で古くなったという事ですよね。
世の中のパパが、育児に協力するのでは無く育児をするに変わってきたのです。
今の時代、これが普通の考え方になってきましたが、まだまだ一昔前の考え方や少し前の考え方が、抜け切れていないパパが多いのが原因なのだと思います。
では、育児をしないパパさんたちは、どのような考えなのでしょうか?
子育てしない夫の特徴とは?
育児しないパパで悩んでいるママさん、あなたの夫にこのような特徴がありますでしょうか?
また、育児に積極的でないパパさん、このようなことが当てはまりますか?
- 家事や育児を手伝う気がない
- やってとお願いしないとやらない
- あとですると何でも後回しにする
- 妻が体調不良でも自分のことしかしない
- 自分の趣味が最優先だと考えている
- 育児も仕事と考え、自分の仕事ではないと考えている
- 育児は女性の仕事で、男性は外で働くのが仕事と考えている
- 育児の主導は妻であり、自分はそれに従うだけだと考えている
子育てをしない夫の特徴をあげてみましたが、こちらに当てはまるパパさんは注意が必要です。
自分勝手な考え方や育児の考え方について時代に乗り遅れている方が当てはまりますよね。
まずは、あなたの夫があなた自身が育児についてどのような考え方をしているのか知る事が大切になります。
子育てしない夫の特徴がわかったら、次に考えるのは子育てしない理由です。
子育てしない夫の理由とは?
ここで、子育てをしない夫の理由を考えてみましょう。
子育てをしない夫の特徴と少し重複するのですが、だいたいこのような理由があげられます。
- 仕事に追われて育児をする時間がとれない
- 育児は女性の仕事と考えている
- 育児は自分の仕事ではないと思っている
- 主体的に子どもに関わろうとしない
- 育児の主導は妻であり、自分はそれに従うだけだと考えている
- 家事は無駄な仕事だと思っている
- 家事は妻の仕事という古い価値観がある
- 育児・家事のやり方が分からない
- 妻からのダメ出しが怖い
やはり、育児・家事・仕事を業務として考えてしまうところが、あるのではないでしょうか?
育児しないパパに育児をさせるには、育児についての考え方を改めさせる必要がありそうですよね。
まず、あなたの夫、又はあなた自身…父親が子育てに積極的に参加することの重要性について理解をしなくてはいけません。
初めから育児をするパパを目指すのではなく、イクメンから目指すのも良いのかもしれませんね。
ただし、子育てしない夫の理由の中に、二つだけ重要で注意をしなくてはいけない理由があります。
次は、その理由について紹介しますね。
育児をしたいけど…わからないパパ
子育てをしない夫の理由の中に、二つだけ気になる理由があることに気が付きましたでしょうか?
どの理由も育児に対して、そもそもやる気がないような理由ばかりでした。
この記事を読んでいるあなたも、自分の夫に対してさらに腹を立てたかもしれません。
ただし、以下の理由に対しては少し慎重に考えてみてはいかかでしょうか?
- 育児・家事のやり方が分からない
- 妻からのダメ出しが怖い
こちらの理由は、育児に対してやる気が感じられます。
少なくとも、全くやる気が無いわけではないのです。
純粋に育児の方法や家事の仕方がわからない。
やっては見たけど…妻から色々と怒られたり、呆れられたりするのではないか?
そんな風に感じ、育児をしないパパもいるのです。
これは、もったいないですよね!!
育児をしたいと思っているパパが育児に踏み出せず、育児をすることを辞めてしまうのはもったいないです。
ママさんたちからすれば、
「何を言ってるのだか」
「そんなこと聞けよ」
と感じるかもしれませんが、意外と世の中のパパはこのような理由で、育児が出来ないと感じていることも多いです。
そんなパパに育児や家事ができないことを呆れたり、機嫌を悪くしたりするのは、育児をしたいけど自信がないパパにとって逆効果になってしまいます。
では、そんなパパに育児をさせるには、どのようなことが大切になるのでしょうか?
パパと育児についての話をしよう
育児をしないパパで悩んでいるあなた。
育児をしたいけどママに色々と聞けないあなた。
育児について夫婦で話をすることは、ありますでしょうか?
お互いが何を考えているのかなんて、話をしなくてはわかりませんよね。
パパが育児についてどのように考えているのか?
また、パパが育児をする上で、どのような悩みがあるのか?
やはりそれを知っていなくては、パパに育児をさせるのは難しいかもしれません。
無理やりさせる育児と自らする育児では全くの別物です。
とは言っても、パパに何て話をしたら良いのかわからない。
話しを切り出しにくいなど、ママにも悩みがあると思います。
そんなあなたの為に、パパにどのような悩みがあるのかを説明します。
パパが直面する子育ての悩み、育児の話をするきっかけになれば幸いです。
仕事と家庭の両立
やはり、一番大変になるのはこちらの問題ではないでしょうか?
長時間労働や残業といった日本の働き方は、パパの子育て参加を阻害する大きな要因の一つでもあると思います。
家族と過ごす時間が十分に取れず、子育てに深く関われない可能性もあります。
また、職場の理解が得られにくいこともあるかもしれません。
働き方改革が進んできた今でも、まだまだ育児・家事・仕事をこなすには大変な環境もあると思います。
育児休暇を取ることへの抵抗感や、休暇取得後のキャリア的なデメリットなどが、多くのパパを悩ませているのも問題です。
父親が仕事と家庭の両立で直面する課題 |
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– 長時間労働による時間的制約 |
– 職場の理解不足 |
– 育児休暇取得後のキャリアへの影響 |
子育てに関する知識不足
多くのパパさんは、子育てに関する知識やスキルが不足していると思います。
もちろん、わたしも知識不足ですし、経験不足だと感じています。
ママに比べて、育児経験が少ないことが大きな理由ではあると思います。
ママからすれば、わたしだって同じだよと思うかもしれませんが…。
子どもとの適切な接し方がわからず、戸惑うパパも多いと思います。
特に乳幼児期の子育ては専門的な知識が必要であり、パパはママ頼りになりがちですよね。
それでも、パパも子育ての当事者として、しっかりと知識を身につける必要がありますよね。
ママとの育児観の違い
子育ての価値観や方法については、ママとパパの間で隔たりがあることが少なくありません。
例えば、ママは子どもへの過保護傾向が強い一方で、パパは自立を重視するなど、対照的な考え方をする場合がありますよね。
このような育児観の違いから、夫婦間で多少のズレが生じることもあります。
お互いの考え方を理解し合い、子どもの最善の利益を第一に判断することが求められます。
こんなときパパは、意外と思っていても言葉で伝えないということが、あるのではないでしょうか?
やはり普段からの何気ない会話の中で、育児の話を盛り込むことが大切なのです。
悩みを乗り越えるためのヒント
いくつかパパの悩みを紹介しました。
パパの育児に対する気持ちや悩みがわかったと思いますが、そのままではパパは変わりません。
その気持ちや悩みを解決しなくてはいけないですよね。
では、パパが悩みを乗り越え育児をスタートする為には、どのようなことをしてあげれば良いのでしょうか。
パパが子育てに関わる際の悩みは確かに多岐にわたりますが、それらを乗り越えるためのヒントはもちろん存在します。
ここからは、具体的な対処法について見ていきましょう。
仕事との両立のために
まずは、仕事と家庭生活の調和を図ることが重要になります。
職場の理解と支援が欠かせませんが、パパ自身の工夫も必要不可欠です。
なかなか難しいところもあるかもしれませんが、パパにこのような提案をしてみるのも大切なことです。
- 育児休暇の取得
- フレックスタイム制の活用
- 在宅勤務の導入
- 優先順位の見直し
上記のような取り組みをすれば、パパは子育てにも仕事にも十分な時間を確保できるはずです。
家庭と職場の両立は容易ではありませんが、パパ自身の意識改革が不可欠なのです。
まとまった休みを取るのが難しければ、年休でもかまいません。
休みの日に一緒に育児・家事を行い、たまにはママの一人時間を作ってもらうことが大切です。
きっと少しの時間でも、自由な時間があればママさんも少しだけ、心が休まりますよね?
パパがママの事を、気にしてあげられるようになることが大切なのですから。
知識を身につける工夫
知識不足は、パパが子育てで直面する大きな壁の一つです。
しかし、下記のような機会を活用することで、この問題は解決できるのです。
- 子育て講座やセミナーへの参加
- ウェブサイトや書籍からの情報収集
- 母親や先輩父親からの助言
実際のパパ同士で情報交換をすることは有効な手段ですよね。
同じ立場の人からのアドバイスは、励みにもなり、親身に受け止められるからです。
また、YouTubeなども非常に勉強になります。
くつろいでいる時に、何気なく一緒に観る事やママがその場にいない時に、目につくようにしておけば…パパも意外と観てたりするものです。
育児・家事について、ママが先生になる必要はありません。
そのスタートは、パパが興味がありそうなもので覚えてもらうのが一番、効率的なのです。
ママとの意識の共有
最後に、ママとの子育て観の違いを乗り越えるためには、お互いの意見を尊重し合うことが肝心です。
夫婦で十分に対話を重ね、子どもにとって最善のことは何かを見極める必要がありますよね。
その方法はこちらです。
- 定期的な話し合いの時間を設ける
- お互いの考え方の背景を理解する
- 子どもの成長に合わせて見直しを図る
このような話をするには、パパが育児にある程度の関心がないと始まりませんが、子育てとは試行錯誤の連続ですよね。
一人で考え悩むと本当に疲れてしまいます。
子供を授かった時点で、このような時間をつくることが大切です。
柔軟な姿勢を持ち続け、お互いの意見を尊重し合うことで、夫婦の絆を深められるはずです。
まとめ
今回、育児しない夫に悩んでいるママ必見‼パパに育児させるには○○が大切‼について紹介をさせていただきました。
まだまだ、育児に参加しないパパさんが多いのは事実です。
わたしもSNSなどで、ママさんの悩みや怒りの内容をよく見かけます。
子育てとは本当に大変なことですよね。
パパが育児をしないことでイライラする事も…パパが育児をすることで、時にはイライラする事もあると思います。
でも、パパが育児に参加する事で得られるメリットは、きっとたくさんあるはずです。
パパが全く育児をしないと諦めず、育児に参加するパパになってもらえるように、パパと話してみてはいかかでしょうか。
最後までこの記事を読んでくれたあなたへ。
わたしの書いた記事が、夫婦二人で子育てができる為の手助けになっていれば幸いです。